独学でマンドリンを上達するコツ。3つの視点で見直してみよう

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独学

楽しく楽器演奏を行うには普段の研鑽、つまり日々の練習が不可欠です。しかしマンドリンを練習しはじめた最初の頃はグングン成長していたものの、上達するに従って成長曲線がなだらかになっていくためモチベーションが低下したりマンネリ化する方も少なくありません。

ここでは、上達に行き詰まったりスランプを打破するためのコツを解説していきます。

独学マンドリン奏者が陥りがちなスランプとは

初期の段階では、ピックをよく落としてしまったり音にビビりが出たり、左手の指に痛みが走る(左利きの場合は逆)などが挙げられます。フラットピックに関しては強く握り込みすぎないこと、音のビビりは左手の押弦の力加減を覚えることがヒントです。指の痛み自体はスチール弦ゆえのものであり、ギターと共に乗り越えなくてはならない問題です。最初のうちは長時間は不可能ですが、毎日少しずつ触っていると徐々に指先の皮が強化されていくため根気よく続けましょう。

初心者の時期を乗り越えたら、マンドリン特有の「トレモロ奏法」の壁に当たる方が多いです。メトロノームを鳴らして、ゆっくりのテンポからで良いので16分音符のトレモロが続けられるように練習します。スムーズに弾けるようになったら、徐々にテンポを上げていくようにしましょう。

左手の押弦がおぼつかない場合、フォームを見直す必要があります。インターネットのレクチャー動画や、教則本を参考にしつつフォーム改善を図るのが解決のヒントです。左手の人差し指を軸に据えること、力を入れ過ぎず抜き過ぎず、全指に均等に力を行き渡らせるイメージを持ってください。

中級以上になれば、ある程度スラスラ楽曲が弾けるようになってきます。この時期は上達曲線が非常にゆるやかになるため、モチベーションが下がりやすいです。大きな壁がたくさん見えるようになるため、挫折もしやすくなります。演奏会に参加したり、アイリッシュパブなどで開催されているセッションに遊びに行くなど、定期的にモチベーションアップに結びつくような予定を入れるようにするのがポイントです。

▼参考URL:https://kzo.me/techniques/

上達のカギはやはり基礎練習の叩き込み

初級から上級まで、どのステージにおいても上達する上では基礎練習は避けて通れません。マンドリンを始めたての頃は、とにかく楽器に慣れることから始めましょう。左手の運指と右手のピッキングを対応させる練習として、クロマチック練習は非常に効果的です。

4弦の1フレットから4フレットにかけて1音ずつ弾いていき、終わったら次の弦に移るという練習であり、ギターやベースなど弦楽器の基礎練習ではお馴染みの練習法となります。この練習と、左手は何も押さえず開放弦の状態で右手はオルタネイトピッキングを繰り返す「トレモロ練習」の2つは、上級者になってからでも続けるべき練習なのでできれば初心者の頃から習慣づけておいてください。

この2つの練習が身に付いてきたら、次はスケール練習です。メジャースケールを弾いていれば勝手にナチュラルマイナースケールの練習もこなすことになるため、ぜひ叩き込んでおきましょう。独学で覚えるのは難しそうに思えるかもしれませんが、教則本や教則サイトにたくさん掲載されているので探してチャレンジしてみてください。

五線譜が読むのが苦手という方も、タブ譜といって数字の楽譜とダイアグラムという図形を用いた教則本も多く出ています。独学で始めた方で、どうやって基礎練習を始めたら良いか分からないという方は、ぜひ書店で教則本を一度読んで見ることをおすすめします。

▼参考URL:https://kzo.me/mokuteki/

くじけそうになった時はスクール受講を検討してみるのもアリ

人によって骨格の角度や、動きの得手・不得手があるため、ピッキングや左手の押弦のコツが分からず途方に暮れる方は多いです。小学校教育で触れる楽器はピアニカやソプラノリコーダーであり、弦楽器特有の「左手で弦を押さえて右手のピックで弦をはじく」という動作は生まれて初めてという方も少なくありません。

加えて「平均的なフォームやピッキング方法」が教則本などで紹介されているものの、全員に最適かどうかまでは分からないのです。既にギターやウクレレに触れたことのある方ならある程度は自分で分かるでしょうが、マンドリンが初めての楽器である独学習者であれば気付かないまま適さないフォームや練習方法を実行してしまいます。

いつまで経っても上達しない、フォームや練習法が自分に合っているか分からないとずっと悩んでいるのであれば、音楽スクールやマンドリン教室のレッスン受講がおすすめです。専門家である先生に見てもらったら、わずか10分で弾きにくさが改善したというケースも少なくありません。それほど、適さないフォームでの練習は危険が伴うということを覚えておいてください。

また上達が滞っているケースでは、良い刺激となることもメリットの1つです。レッスンに通えば当然ながら、毎週宿題が出されて自宅での練習量が増えます。先生の綺麗な音色や技術を見て、モチベーションアップにも繋がることでしょう。

▼参考URL:http://saitouguitar.com/lesson.html

まとめ

独学でマンドリンを練習していると、必ず何度かつまずいて上達が滞る時期に陥ります。フィジカル面でのスランプの場合は、多くは基礎練習の積み重ねによって知らぬ間に解決していることも多いです。メンタル面でのスランプは目標の設定や、一度置いてみて気分転換を図るなど発想を柔軟にすると良い結果へと繋がるかもしれません。

またフィジカル・メンタル面の両方の解決策に、教室・スクールでのレッスン受講も有効であることを覚えておいてください。

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